2012年8月21日火曜日

IBIZA - 高城剛【アナザースカイ】【篠田麻理子】【今田耕司】【スペイン】

今田:映像作家、DJ、高城剛さんです。

今田:ひさしぶりでしょ?

高城:久しぶりですよ笑 最近は拠点はロンドンなので。東京に昨日帰ってきて。

今田:こんなに高城さんをワイドショーで見るとは思いませんでした。

高城:ははは!僕も意外な展開です!こんな人生が待っているとは、僕も思いませんでした!

今田:今回は、アナザースカイは置いといてそっちを聞きたいです!

ナレーション:映像作家・DJ、高城剛。東京国際ビデオビエンナーレでグランプリを受賞。その後、メディアの垣根を越え、話題の映像、音楽作品を次々と制作。これまで、50カ国以上を飛び回り、世界を自分の肌で感じてきた。その人生のテーマは「Life is a journey」。彼のアナザースカイとは。

今田:今まで結構旅慣れている方とか、海外行くときは、もうちょっと大きめの荷物を持っているイメージがあったんですよ。

高城:旅慣れているからこそ、機内の手荷物だけなんです。いっぱい乗り換えがあるから。

今田:はいはい。

高城:無くしちゃうんですね。

今田:ありますね!色んなトラブルで。

高城:ロストガレージって言って、いくらターンテーブルで待っていても自分の荷物が出てこなくて不安になるじゃないですか。2日遅れで来ても、そのときにはもう次のところに行ってますから!だから、必ず荷物は自分の手の中に置く!

今田:すべて!だから、そのテクニックを聞くと「圧縮袋」を使うと!

高城:そうすると、ガッと小さくなるんですよ。

今田:旅慣れてる感じですね!ただこれ、尋常じゃないほどの重さですよ!

高城:ははは!

今田:圧縮し過ぎでしょう!!

高城:これは普通のコンピューターですが、まず一番始めにこれを!僕は、夏は本当に色んなところに行って、このビーチマットのように見えるこれはソーラーマットです!



今田:ソーラーパネルや!

高城:で、間に1個バッテリーがあって、僕電気を凄い使うんですよ。仕事上。

今田:そうでしょう!

高城:電気を自炊する!

今田:ははは!

高城:これは実はアメリカの軍用の製品で、カモフラージュにも。だから空港であけられたらだいぶ怪しいですよ笑

今田:軍用のソーラーパネルをお前はなんで持ってるんだと!



高城:何者だお前!と。太陽で電気を自炊しているんだと言ったら、お前馬鹿か!と笑 どこの空港でも言われます。

今田:いくら位するんですか?

高城:これは日本で買うと20万円くらいしますね!そのかわり発電量凄いですから!

今田:これはなんですか?

高城:これは10円の公衆電話の受話器ですけれども、秋葉原で買ってきて、改造してDJ用のヘッドホンにしているんですよ。

今田:ヘッドホン!?これは?

高城:最近皆さんは音楽でiPodをよく使うと思いますが、これはDJ用のiPodみたいなもので、この中にトラックが二つはいるんですよ。

今田:これはいくらなんですか?

高城:これは日本で買うと7,8万円くらいですね。

今田:これでこーやって、ソーラーパネル広げてたら、ただの軍隊ですやん!!

高城:なんか通信兵みたいですね!

ナレーション:そして、最新の卓上ミキサーマシン。液晶画面に映るフェーダーを動かせるハイテクグッズ。



高城:マニュアルが無いので、自分で触って。

今田:説明書とか無い訳でしょ?もしあったとしても、ものすごい太さになってる訳でしょ?

高城:読みません!

今田:ひたすら触る!

高城:可愛がって可愛がって覚えます。テクノロジーとのつきあい方って、どう可愛がるかなんですよ。盆栽みたいなものですね。じっくりじっくり楽しんで、そこで作ったものが楽しければ、さらに楽しいということで。



ナレーション:帰来のモノコレクターとして知られる高城さん。しかし最近、事務所を埋め尽くしていたものをほとんど処分したという。そこには、彼なりの人生哲学が。

高城:モノをほとんど減らして、ほとんどの荷物はスーツケース8個にまとめたの。

今田:今までごちゃごちゃあったもの。ごちゃごちゃどころじゃなかったですやん。

高城:段ボール1000箱分処分した笑

今田:どうしたんですか?1000箱

高城:寄付したり、売ったり、捨てたり。今世の中どうなるかわかんないし、僕は人生的にあっちこっち飛び回る落ち着きの無いタイプですから、ご覧のように。だから、スーツケース8個だけだったら世界中どこにでも引っ越せる訳じゃないですか。すぐに。多分20世紀って、モノを集める時代だったんですよ。僕も過去20年間色んなものを買ってきて、世界中行って。でも、21世紀ってモノを持たない時代だと思うんですよね。いかにものを持たない買って言う事にシフトしているから。もう本当に処分して、スーツケース出来れば4個にしたい。

今田:ははは!

高城:圧縮!半分!

今田:圧縮したら意味ないでしょ!!笑

高城:がんばって詰めて8個だから、こっからつらいんですよ。4個は!

ナレーション:高城剛さんの、海外にある第2の故郷とは?

今田:さぁ、高城さんのアナザースカイについてお聞きしますけれども。まぁ、50カ国ですか?今まで。

高城:うん。そのくらい回ってますね。今まで。

今田:アナザースカイどこですか?

高城:はい。スペインのイビサ島を紹介したいと思ってます。



今田:スペインのイビサ島。聞いた事無いですね!

高城:ははは!僕はもう20年くらい行ってるんですよ!

今田:そんなに!?20代から?

高城:もう、何回行ったかわかんない!今田さん、新宿何回行ったかわかんないでしょ?

今田:そんなに行くんですか?僕が新宿行くくらい行ってるんですか!?

高城:今年だけで6回行ってる!

今田:どうやっていくんですか?スペインから直行便があるんですか?

高城:日本からの直行経由はありませんので、ロンドン経由で行くんですよ。ロンドンから2時間かかりませんから。しかも今、安いエアラインがいっぱい出来てるんですよ。一番安いエアラインはタダです!

今田:え、なんでですか?

高城:今ローコストキャリアっていって、しのぎを削っている安いエアラインがいっぱいあって、キャンペーンでよくイビサとかはタダなんですよ。

今田:えぇー!!

高城:そのかわり税金とサーチャージって言う燃料代は払わないといけません。日本からはネットで予約するんですけど、7、8千円位するんですよ。片道。

今田:へぇー!

高城:ハイシーズンの一番いいときらしいです。

今田:ってかツアー会社やったらどうですか?

篠田 麻里子:高城さんのアナザースカイ。イビサ島にやってきました!



ナレーション:イビサ島は、温暖な地中海性気候。吹き抜けるからっとした心地いい風が実に気持ちいい。ヨーロッパでは知らない人はいないという人気のリゾートアイランド。昔ながらの路地には、白壁で作られた路地が並ぶ。イビサが通称、”白い島”と呼ばれるゆえん。そして世界遺産【ダルト・ヴィラ】:16世紀の城塞に囲まれた旧市街。

篠田:イビサ島の西側、カーラ・サラダにやってきました。すっごい海が青いです!

ナレーション:思わず吸い込まれそうなエメレルドの海。すべてが目映いこの地を訪れると、誰しもが日常を忘れ、開放的な気分に。



高城:もう抜群ですよ海は。もう透明度といい。そんなに大きい島じゃないんですよ。車で回れば1週1時間くらいの島なんですが。

今田:そんなに小さい?

高城:そこにビーチが50くらい、入り江になってて。だから、お気に入りのビーチを自分で見つけるって言う事をみんな知っていますね。

今田:へぇー!



高城:ビーチのそばにはチリンギートっていう海の家があって、そこでビールを飲んだり、おいしいものを食べたり。

今田:しかも聞いたところによると、皆さん、その、開放的で・・・。

高城:そうですね笑 ちょっとこう、ぱっと脱いでみようかなーみたいな。

今田:中学からの夢ですからね!ヌーディストビーチに行くの。

高城:それ妄想ですか!?笑



今田:いやいや、そういうヌーディストビーチみたいなのが世界のどこかにあるって言う・・・。

高城:ここにありますよ!イビサにあります!

今田:イビサーーーーーー!!!

高城:そういう雑念の人はだめ!!

今田:色々すばらしいのはわかりますけど、具体的にベスト3。イビサ島の言うとしたら。

高城:これ、スペインならではのご飯なんですよ。本当においしい!いろいろなスペイン料理がありますけれども、僕のおすすめはパエリアですね。

今田:はい。



高城:パエリアでもパスタのパエリアですよ。ショートパスタの。パエリアって普通ご飯ですよね。それが、ちいさなパスタなんですね。世界で一番おいしいパエリアだと思う!

今田:はぁ!

高城:僕色んなところで食べましたし、スペイン全土でパエリア食べましたが、パスタのパエリアは、あそこが世界で一番おいしい!



ナレーション:一面に塩田が広がるのどかな風景の中にたたずむレストランテ。”カン・サリナス”

篠田:何かいいにおいする!あぁー!美味しそう!高城剛さんは食通らしいので、すっごい楽しみです。お!来た!おっきいですね!

ナレーション:お米ではなく、パスタを使った絶品パエリア。これぞ、高城さんが世界一と唱う”フェデウア”



篠田:頂きます!うーん!おいしいー!なんか、ちっちゃいマカロニ風ですね。もちもちしてて、美味しいです!

ナレーション:優雅な食事を楽しんだ後は。島の西側にある、”サン・アントニ”の街へ。イビサタウンに続く第2のリゾート街。ここに、世界中から人々が押し寄せる場所が。”カフェ・デル・マール”。まったりとしたチリアウト系の曲を集めたコンピレーションアルバムが、世界的に大ヒットを記録した伝説のカフェ。



篠田:高城さんのおすすめの”カフェ・デル・マール”。かなり最高ですね。これ。風が心地いいのと、なんかこのBGMって言うんですか?もう、ここから離れたくないですもんね。

今田:美味しそうでしたね!



高城:本当に美味しい!太陽の恵みを感じるんですよね!太陽って、なんてありがたいものなんだと。

今田:そこで、その島でとれた美味しい食材なんかを食べると、なんて自然の恵みを・・・。

高城:今、やめてマイク取ってすぐに行きたいですもん笑

今田:ははは!世界中から集まっている、さっきの人気のカフェ!

高城:”カフェ・デル・マール”ですね。あそこは、夕陽とともに、夕陽に合う曲をDJがかけてくれるんですよね。カフェ自体にDJがいるんですよ。ガンガン鳴らすやつではなくて、夕陽に合う、サンセットの曲をかけるんですね。それの音楽を集めて、CDを売ってるんですよ。これが馬鹿売れしてまして、世界中で何百万枚と売れてますね。



今田;普通だったら夕陽のきれいなところで海岸とかで見るけど、勝手に夕陽に合う音楽をかけてくれるから余計に!見ててウワァーってなるわけですよね。

高城:今、マイクとってすぐに行きたいもん。

ナレーション:世界一だと言う、イビサの夕陽を見るべく、高城さんのおすすめの場所”ラ・トゥーレ”へ。

篠田:こんにちはー!よろしくおねがいしまーす。

高城:初めまして。イビサはじめてですね。

篠田:初めてです!



高城:ここは世界一夕陽がきれいな島です。

篠田:すっごいきれいですねー!!

高城:もうじきいい時間なんで、この時間を待ち合わせにしたんですけれども。

ナレーション:この高台にあるレストランから、幻想的なイビサの夕陽を楽しむ。

篠田:何か、浮かんでるように見えますよね。

高城:同じサンセットって2回は無いですからね。毎日違うわけ。雲の感じも違うし、空の輝きも違うし。だから、今日の夕陽は今日楽しむしかない。



篠田:泣いちゃった・・・

高城:素晴らしいよね。こういうのが毎日毎日見られるから。自分ががんばったなって言う気持ちになれるんですよね。この瞬間が一番好きなんですよね。

今田:世界一の夕陽と同時に、女性が落ちる瞬間を見れましたから!!!!

高城:はははは!行かないと!今田さん!

今田:貴重なVTR!!素晴らしいですねー!夕陽と同時に落ちましたからね!

高城:うまいですね!笑

今田:そして最後。



高城:実はイビサってあるジャンルでとても有名で。それは、ナイトクラブがこの島中いっぱいあるんですよ。だから、クラブ好きのクラバーという人たちは、みんなここを目指します。

今田:世界中から!!

高城:映画の都がハリウッドのように、コンピューターの都がシリコンバレーとすると、クラブの都はイビサなんです。

今田:へぇー!

高城:だから世界最大級のクラブがイビサにあります!一つのクラブに1万5千人入りますから。

今田:武道館みたい!

高城:だから、世界中のクラバーはイビサを目指します!



ナレーション:夜になると街は一変。

篠田:なんかクラブ的な雰囲気はありますよね!!

高城:だから、クラブ行く前に一杯ここでひっかけちゃって、みんなこっからさらに盛り上がるために街に出ると。だから、まだ予告編!!

ナレーション:世界最大のクラブとは!?イビサ島にある世界最大のクラブへ。

高城:ここはプリビレッジって言って、世界最大の、1万5千人入るんですよ。ちょっと武道館より大きい。わかると思いますけど、もと植物園なんですね。

篠田:なんかいっぱい植物が植えられていますね。

高城:植物園だったところを改装して、クラブにしているんですよ。

篠田:いいですねー!ちょっと中に入ってみたいです!

ナレーション:熱気あふれるフロアーでは、クラバーたちが、夜な夜な思うがままに体を揺らす。そして、クラブの都イビサに、1人の日本人が。そう、高城さん自らもDJプレイ。

高城:今年も2回やりましたね。

今田:ほぉー。どのくらいのハコでやってるんですか?

高城:まだ、1000とか2000くらいの。イビサだったらまだ小ハコなんですよ。だいたい4,5000くらいが平均で、大きいところで15000ですから。クラブにもいろいろな趣向があってですね、”アムネシア”っていうクラブでは、泡降ってくるんですよ

今田:パ、パ、パーティーっすねーーー!!

ナレーション:”アムネシア”の人気パーティーでは、大量の泡を噴射。熱狂の渦に包まれる。

高城:だから、昼間は海で遊んで、その次夕陽を見て、終わったら美味しいものを食べにいって、夜はクラブ行くんです。

今田:そうやって女を口説いているのかー!!

高城:ちがうちがう!!

ー実は、高城さんからイビサのお土産を預かっています。

高城:食べ物がお好きだと聞いていたので、食べ物です。

今田:えぇ!?あぁーこれ!

高城:チュッパチャップスです!

今田:でか!!馬鹿な島ですねーー!!

高城:だいたい日本のものって開けやすくなっているんですけれども、スペインのものとかって適当ですから。

今田:はや!うわぁ!馬鹿丸出しですやん!!

高城:かんぱーい!

今田:うん?美味しい!

ーこれ、イビサ島で舐めたいですね!

今田:さぁ、ではイビサ島は高城さんにとって、どんな影響を与えましたか??

高城:僕の、最高の充電スポットですね。だから僕、あそこに行って充電するんですよ。太陽たっぷり浴びて、それと同時に夜になったら放電するんですよ。クラブ行って遊んで。そしてまた、次の日に充電して、それでまた放電するんですよ。

今田:うん。

高城:だから結局、貯めただけではなく出せて、それで体にたまってたものを全部出す!!電磁波とかも全部出す。チャージしにいくって感じですね。

今田:行きたいなぁー!!

高城:行かないと!行かないと!

今田:どうします?番組で。貯金しましょうか!!イビサ行けるように。

高城:積み立てて笑


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